管理栄養士と作業療法士のチーム医療!

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今回は、管理栄養士と作業療法士さんとの関わり方を

紹介していきます♪

回復期を担当している私がどのような内容について

関わっているのかをお話していきますので、

ぜひ参考にしてもらいたいです(^^)/

 

また、これを読んでくださったリハスタッフのみなさんが

少しでも栄養に興味を持ってくれると嬉しいです。

 

 

 

 

 

管理栄養士と作業療法士

 

作業療法士とは

 

そもそも作業療法士とは、

人の日常生活に関わる全ての諸活動を「作業」と呼び、

それらを改善することを目的としています。

なので、着替えや家事といったことから、

就労や地域活動への参加などの社会的適応能力の改善などにも

介入していきます。

(日本作業療法士協会)

 

つまり、理学療法士とともに動作の改善を行い、

さらに生きがいをもって生きることを支援するために

細かいことに関する介入を行っていくということです。

 

 

日常生活に関わる作業の改善ということは、

食事の摂取や食事の準備などを行うためにも

作業療法士は関わってくるのです。

そのため、これら点に関して

管理栄養士は情報交換が必要になってきます。

 

 

私が実際に作業療法士と関わったこと

 

前回話した運動とリハビリの関係について

理学療法士同様に情報交換を行っています。

 

 

今回は、それ以外にも関わっていることを紹介していきます。

 

私が特に多くかかわっているのが、

提供する食形態についての相談です。

 

当院では普通形態と一口大、刻み、ミキサー形態などの

食形態を提供しています。

この中でも一口大から普通形態に変更するときに相談を行います。

 

手がしびれており、お箸の使用訓練を行っている患者の場合

・自分でお箸を使って一口大に切ることが出来るのか、

・まだ訓練中で実際の食事ではスプーンで対応しているのか、

・いつ頃お箸に挑戦していくのか

などの情報交換を行うことが多いです。

 

 

反対に作業療法士の方からは

調理訓練を行うときのメニューに関して

「今このような状態なのですけど、どんなのが作りやすいですか?」

といったことや

「こんなメニューで訓練しようと思うんですけど、食事制限は

大丈夫ですか?」

といった相談が来たりします。

 

また、退院後の食生活についても

「包丁を使うのは難しそうなので、その辺を考慮して栄養指導して下さい」

といった依頼を受けることも多々あります。

 

 

このように普段から患者の状態に関して情報交換を行っていると

退院後の指導もスムーズに行えます。

 

 

さいごに

 

いかがでしたか?

 

理学療法士の方々と同様に作業療法士の方々とも

関わることでスムーズに対応できることが多々あります。

また、調理訓練で食べたから家でも食べて大丈夫だと思って

制限のない食事をしてしまう方もいたので、

調理訓練時のメニューというのも重要です。

(その時の様子も聞くことで栄養指導にも使えます)

 

管理栄養士は理学療法士さんの時と同じように

リハビリカンファレンスにて少しでも発言し、

関りを持つようにしましょうね(^^♪

 

 

では、このへんで~ノシ