【リハと栄養】食事摂取のタイミングの重要性

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こんにちは!

今回は、リハ効果を最大限に発揮するために必要な

食事摂取のタイミングについて解説していきます。

 

 

 

 

 

食事摂取のタイミング

 

 

身体機能の日内リズム

 

身体機能には日内リズムが存在します。

なので、身体機能が活動時間によって異なることが

言われています。

起床時は覚醒時間の中で最も身体機能が低く

午後から夕方にかけてピークになってくると

言われています。

そのため、トレーニングも午後から夕方にかけて行う

より効果が現れやすい

ことが報告されているのです。

 

 

運動と栄養のタイミング

 

起床時は身体機能が低いだけでなく、前日の夕方から

かなりの時間が経過しているため、

身体内のグリコーゲンが減少しています。

そのため、朝食の摂取量が不十分

(入院患者の場合は検査のための禁食など含まれます)であると

午前中の持久力は低下してしまいます。

なので、訓練時は

食思不振はもちろん、

検査による禁食についても配慮が必要かもしれません。

 

また、食直後は消化吸収のため

内臓の血液量が増えてしまい、運動には適していないといえます。

そのため、個人差はあるが

食後1~3時間は運動を控えることが

望ましいといわれています。

 

 

筋力を向上させる栄養

 

筋量増加のためには、タンパク質を増やすことが重要です。

また、レジスタンストレーニングの効果を高めるには、

栄養と休養の活用も大切になってきます。

栄養の中でも特にタンパク質(=アミノ酸)、糖質の摂取は有用です。

 

アミノ酸摂取のタイミング

 

運動前にアミノ酸を摂取することで筋肉の

タンパク質合成が増加することが明らかになってきています。

さらに、糖質を追加することで

この効果は増強されます。

これは、レジスタンストレーニングの直前と直後で

アミノ酸+糖質を摂取した時の効果を比較した試験により、

直前摂取の方が

筋肉のタンパク質合成が増加した

ことから明らかにされています。

 

 

運動中に糖質単独摂取アミノ酸+糖質を摂取することで

筋肉のタンパク質合成が増加することも明らかになっています。

 

運動直後ではアミノ酸の摂取で筋肉のタンパク質合成が増加することも

報告されています。

さらに、この効果は

レジスタンストレーニング直後であるほど高い

ことも明らかになっています。

 

 

休養

 

休養に関しても

食後に1~2時間睡眠することで

成長ホルモンの分泌が亢進するため

タンパク質合成量が増えることが

いわれています。

 

 

さいごに

 

いかがでしたか?

このように、栄養を摂取するタイミングで

リハ効果もかなり変動することが明らかになってきているようです!

管理栄養士はもちろん

リハを行うリハスタッフや看護師も

これらのことを覚えておいて貰えて

間食などに協力してくれると嬉しいです♪

(なかなか手間がかかると嫌がられちゃうけどね汗)

 

 

今回の内容は、こちらを参考にさせていただきました♪

ぜひ、見てみて下さい(‘◇’)ゞ